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魚の目や巻き爪などの足トラブルは「痛み」が出たときには手遅れ?プロが警報を鳴らす、大人の足メンテナンス

魚の目や巻き爪などの足トラブルは「痛み」が出たときには手遅れ?プロが警報を鳴らす、大人の足メンテナンス

2026年06月04日 14:55

「歳をとると痛みを感じにくくなる」 そんな言葉を耳にしたことはありませんか? 

「昔はすぐに痛みを感じたのに、今はあまり感じない」というご高齢の方の声は、サロンでもよく伺います。しかし、医学的に見るとこれは「痛みというセンサー」が正常に機能している状態とは言えません。


実は、加齢とともに痛みを感じにくくなることには、明確な生理学的理由があります。そして痛みを感じないことは、痛みを感じる以上に「身体の危険」を招く可能性があるのです。

今回は、なぜ高齢になると痛みへの感受性が低下するのか、そのメカニズムを解説し一生歩ける足を維持するためにフットケアが果たす役割についてお話しします。

1. なぜ高齢になると痛みを感じにくくなるのか?(医学的視点)

「歳をとると我慢強くなる」と言われますが、これは精神的な強さだけでなく身体の仕組みそのものが変化しているところから言われている可能性があります。


痛みを感じる反応は、足先で刺激を受け取り神経を通って脳が解析するという高度なネットワークです。この過程のどこに変化が生じているのか、3つのポイントで解説します。

① 末梢神経の構造的・機能的な劣化(信号の伝達障害)

私たちの神経線維は、電線のように「髄鞘(ずいしょう)」という絶縁体で覆われています。

加齢とともにこの髄鞘が薄くなったり、神経線維自体の密度が低下したりすることで電気信号の伝達速度が遅くなります。 

また、皮膚や深部組織にある「痛覚受容器(センサー)」自体の数が減少します。例えるなら、高性能なカメラの画素数が減るような状態です。

細かい痛みのサインをキャッチできず、脳に送られる情報がぼやけてしまい、結果として「痛みを感じにくい」あるいは「痛みの質が変わる」ことが起きます。

② 中枢神経系における「痛みの調整機能」の変化

痛みは最終的に脳で解析されますが、脳内でその信号を「増幅」させるか「抑制」させるかを調整する化学物質(神経伝達物質)のバランスが、年齢とともに変化します。 


脳内には、痛みを和らげるための「内因性オピオイド」という天然の鎮痛物質がありますが、高齢になるとこの分泌システムが変化し、痛みの信号に対する「脳のフィルター」が厚くなることがあります。その結果、物理的な損傷があっても、脳が「これは痛い」と認識するまでの閾値(しきいち)が高くなってしまうのです。

③ 疾患による「二次的な神経障害」の潜伏

高齢の方は加齢による生理的変化だけでなく、基礎疾患による神経障害を併発していることが少なくありません。

  • 糖尿病性神経障害: 高血糖によって神経細胞に栄養を送る血管が傷つき、足先の神経が死滅・変性します。足が「しびれる」「感覚がなくなる」のは、神経が正常に機能していないサインです。

  • 閉塞性動脈硬化症(PAD): 足への血流が悪化すると神経にも酸素が届かず、痛みの信号を発する機能自体が低下します。 これらは「痛みを感じない」というよりも、「痛みを発する機能そのものが破壊されている」という、より深刻な状態と言えます。

2. 「痛みを感じない」ことは安全ではない

「痛くないなら快適なのでは?」と思われるかもしれませんがこれは非常に危険です。 

痛みは本来、身体が発する「これ以上ダメージを与えないで!」という防衛本能の警報です。警報が鳴らないということは、傷や変形が進行していても気づけず、手遅れになってから発覚する可能性が高いということを意味します。


たとえ痛みを感じていなくても、足元で起きている「炎症反応」や「ストレスホルモン」の影響は、実は全身に及び続けています。詳しくは、以前のブログで解説していますので、ぜひご確認ください。


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【徹底解説】足の痛みが全身の疲労や免疫低下を招く「炎症の連鎖」のメカニズム 

※「痛み」という警報が鳴っている時、体内で起きているホルモンバランスの乱れと全身への悪影響について解説しています。

3. フットケアが「身体の代わり」に警告を鳴らす

「痛くないから大丈夫」と過信せず、客観的に足の状態をチェックすることが健康寿命を守る鍵となります。

私たちフットケアサロンの役割は、皆さんの代わりに足の様子を観察し、警報を鳴らすことです。

  • 視覚的なチェック: 爪が皮膚に食い込んでいないか、角質やタコが神経を圧迫していないか。

  • 予防的メンテナンス: 痛みを感じる前段階の「違和感」を見逃さず、トラブルを未然に防ぐ。

  • 環境整備: 血管や神経に負担をかけない、最適な靴のフィッティング。

「痛くない」は「健康」と同義ではありません。特に高齢の方ほど、定期的なプロによる足元のチェック(足の健康診断)が不可欠です。


当サロンでは、足の専門的な知見に基づき痛みの有無に関わらず、皆さんの歩行環境を整えるお手伝いをしています。


 今のあなたの足の状態は、10年後の未来を作ります。少しでも足に気になる箇所がある方はもちろん、「特に痛みはないけれど、念のためチェックしてほしい」という方も大歓迎です。

あなたの足元を守る「パートナー」として、いつまでも軽やかに歩き続けられる未来をサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。

魚の目や巻き爪のお困りごとは青森県八戸市の「フットケアサロンあしから」へ

青森県八戸市にあるフットケアサロン「あしから」は、巻き爪や肥厚爪、魚の目などの足トラブルを専門にケアするサロンです。

皮膚科などの医療機関が治療を行うのに対し、「あしから」では手術を伴わないケアを通じて、痛みの軽減や歩きやすさの改善を目的とした施術を提供しています。

そのため、病院に行くほどではないものの足に不安や痛みを抱えている方や、どこに相談すべきか分からない方にとって、気軽に相談できる専門的なケアの場となっています。長年悩んでいた症状でも専門的な施術によって解消され、もっと早く来れば良かったと多くの方に言っていただいています。

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